今日は年に一度の我が村の総会。ついこのあいだまで選挙でビリビリ対立していた敵陣現職県議側の後援会幹部のオジサンさんたちと久々に酒を酌み交わした。じっさい国東市内で最も結束力の高い地域の猛者、容赦の無いツワモノ揃い、そして筋金入りのオジサンたちの組織の中で、一人反逆児として立候補した僕だったのだが、戦いが終われば同じ村の隣人。よくやったと、オジサンさんたちも僕の行動を高く評価してくれて、それはそれで嬉しかった。票と現実は違うんで、とオジサンたちは言っていたが、それでは地域は永遠に変わらないよ。大人の責任を果たしてくれよ！と僕はオジサンさんたちに力説するのだった。

なんだかやっとホッとした。自分で蓋を開けた地獄のかまどをそろそろ閉じる時が来たようだ。