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選挙日誌2日目:国東半島姫島地域の未来の選択

選挙日誌 第二日目

 今回僕が県議選に立ったのは、この「時間の庭」プロジェクトを前に進めるためです。まだ読んでない人がいたらぜひ読んでほしい。そして皆さんのご意見をいただきたい。

 これまで人間が作ってきた共同体、社会集団は例外なくその成員の「死」をどのように扱うかということが最も重要な問題の一つでした。逆に「死者」とどういう風に折り合うかということ、共有の認識が一つの共同体を成立させてきたとも言える。家(いえ)制度が解体過程にあるなか、僕たちはどのような生き方ができるのか?そして死に方ができるのか?

 国東半島地域が百年後に可能性を拡大させる未来は今この道を選択するしかないと、僕は考える。ただ唯一の道です。国東がこの選択をしなければ、遠からず他所がこのプランを採用するでしょう。だから僕はこのプランを実行するにあたって、国東半島文化と地勢の優位性をこの地域の人に説いてまわるしかない。できるだけ多くの人にこの計画を知ってもらうことが現時点での僕の役目です。もちろん県議会に出るのもこのプロジェクトを推進するためです。

 四月二日の朝刊に折り込みとして二枚のビラが配布されます。今回の選挙から県議選は一万六千枚の選挙ビラを作成することが可能になりました。新聞の折り込みも許されています。国東市姫島地域の新聞購読数は約一万部、一世帯平均二人として約二万人の元に届くことになります。有権者の八割です。二十代三十代の若い人たちは新聞を取っていない人も多いので、彼らにはオフィシャルサイトを見ていただきたい。選挙ポスターのQRコードにスマホのカメラをかざせば直接サイトに行きます。サイトでは印刷用のビラと同じものがPDF書類としてダウンロードできるようになっています。

 できる事なら有権者二万六千人全ての人にこのテキストを読んでほしい。そうしてこの計画に共感するか否かを判断して欲しい。当たり前のことですが、選挙の主役は有権者なのであり、未来の選択の責任も今ここにいる有権者にあるのですから。