選挙日誌4日目:バタフライ効果
今日は月曜日。告示から四日目。
週末選挙ポスターを見かけて、今日から職場や酒場で選挙の話題が出る頃だろう。
ほんのちょっとしたことがきっかけで風が起こる。風向きも変わる。小さな撹乱でも何回か続けば大きなうねりになる。バタフライ効果ですね。初期値の入力がポスターだとしたら、時間とともに選挙区全体にカオスが広がっていく。各所で渦が起こったり消えたりしながら予測できない様々な偶発的な要因が加わってカオス状態が進行して行く。
これこそ僕がこの選挙に期待している状態なのです。良くも悪くも、とにかく話題にしてください。そして候補者が何を主張し、どんなビジョンを持っているか、誰を選ぶべきかを討議してほしい。無関心が最大の「悪」です。誰かに言われたからでなく、一人ひとりが自分の頭で考えて判断する。地方政治の劣化に歯止めをかけ、居心地のいい地域社会を作るためにはこのことが大前提です。
そして僕は、”時間を味方にしなければ”。